1月26日(日)第4回目の里山暖話を開催いたしました。
これまで、ずっと土曜日開催で来ていましたが「曜日の関係でどうしても来れない!、でも是非参加したい!」とのお声もあり、1か月の中で土曜日開催と日曜日開催とをミックスするようにしたのです。
(今度は逆に土曜日しか来れないお客様もいらしたりで、なかなか難しいですが)
今回のテーマは「近隣クレームを出さない使い方」でした。
近年、都市部やリゾート地でも薪ストーブを使われる方が増えてきました。
普及することはとても良いことですが、燃焼の正しい知識を持たないまま我流で使用されることで、近隣とトラブルになっているという事例を多く見聞きするようになりました。
トラブルの原因はいくつか考えられますが、なかでも
①煙突を原因とするもの
②薪ストーブの操作を原因とするもの
③薪の乾燥不足を原因とするもの
が、その多くを占めていると感じています。
例えば煙突を原因とするものであれば、煙突の長さ、曲がりの有無、品質(断熱二重煙突かどうか?)等を検討し、適切な頻度で煙突掃除を行うことが「必ずとるべき対応策」になりますが・・・
実際は「不適切な操作」と
「薪の乾燥程度の悪さ」が原因のものが多いと感じています。
いずれにしても、それぞれの原因に適切に対処することで煙、臭い、煤といった事象は無くす、あるいは低減することは出来ます。
ところが、近隣クレームとなった場合、ことはそう簡単には済みません。
人間は感情の動物ですので、どうしても当事者間に”しこり”が残りやすいです。
今回の暖話では、実際に過去にあった事例を参考にして「その時に、どうすべきであったのか?」を全員で考える場にしました。
薪ストーブユーザーであれば、誰しもが「無自覚な加害者」になってしまう可能性があります。謙虚さを失わず、常に周囲に気を配りながら末永く薪ストーブライフを送って行ってもらいたいと思います。
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